行田総合病院の広報誌「そうこう」より、人間ドックと脳ドックの重要性を紹介した記事をご紹介します。


◇健康診断と人間ドック・脳ドックの違い
会社に勤めている人は年に1回定期健康診断が義務付けられています。主婦の方や自営業の方は自治体等の主催する健康診断を受けることができます。しかし、これらの検診は内容が限られていますので、身体全体をチェックするには限界があります。


◇人間ドックで何がわかる?
人間ドックは詳しい検査を多項目に分けて行い、多くの病気の早期発見に効果があります。糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病の予防や、動脈硬化由来の疾患の検診、何年かかっても進行する疾患の早期発見などを目的とした、総合的な健康診断です。


脳ドックで何がわかる?
脳ドックは、MRI検査やMRA検査などを行い、脳卒中などの脳の病気の危険因子を発見するための健康診断です。脳ドックでは、主に脳血管の破裂の危険性のある「脳動脈瘤」、血のかたまりで血管が詰まる「脳梗塞」、そして「脳腫瘍」や「脳萎縮」などの有無を調べることができます。また、「無症候性脳梗塞」など、自覚症状があらわれないものを発見できるようになりました。脳の中にこのような異常があることがわかれば、大きな脳梗塞脳出血くも膜下出血など、重篤な脳疾患の対策ができます。

普通の健康診断だけで満足せずに、定期的に人間ドックや脳ドックを受けるようにすることをお勧めします。皆さんの健康を守りましょう。


〜当院概要〜
〒361-0056 埼玉県行田市持田376番地
☆外来は、行田総合病院附属行田クリニックにて受け付けております☆