行田総合病院 〜感染症〜

インフルエンザやノロウイルス、2012年〜2013年の冬も猛威を振るいました。これらはウイルスなどが体内に入り、そこで繁殖して起こす病気、いわゆる感染症の一種です。ほかにも風邪、感染性胃腸炎O-157など、よく耳にするものも感染症の仲間です。

通常、健康体であればウイルスが体内に入っても体調を崩すことなく済む場合もあります。けれども、入院患者様など抵抗力が落ちている場合は、ウイルスの感染によって発症し、気づかぬうちに感染が拡大してしまう危険性があります。

そのような事態を未然に防ぐために、埼玉県行田市行田総合病院では専従の感染管理者を置き、患者様のみならず、職員の安全も守るため、日々感染防止対策を推進しています。


◇感染管理認定看護師   平 直美◇
平成24年12月より院内で初めて専従で感染管理を担当し、平成25年、感染管理認定看護師の資格を取得する予定です。
感染対策は感染発生を未然に防ぐこと、感染を広げないことが重要です。感染管理者として、日ごろから現場に潜んでいる感染伝搬のリスクを低減することやマニュアルの整備、医療従事者に対して職種の専門性に合わせた感染防止対策の教育などを行っています。
当院では感染対策委員会とInfection Control Team(ICT)の組織が構成されており、ICTが中心となって院内の感染対策活動を推進しています。

感染症の患者様が入院されたときや感染発生した際には、迅速かつ適切な対応を行い標準予防策の徹底のみならず、必要に応じて経路別予防策を行い医療関連感染の拡大防止に努めています。


社会医療法人壮幸会 行田総合病院
〒361-0056 埼玉県行田市持田376番地
☆外来は、行田総合病院付属行田クリニックにて受け付けております☆