人工股関節置換術

埼玉県行田市 行田総合病院では、人工関節外来の診察も行っています。当院でも、多くの患者様が悩んでいらっしゃる「ももの付け根の痛み」。この痛みの症状は原因はどういうものか、治療法はどういうものかを、ご紹介いたします。

◇人工股関節置換術
病気*1や怪我によって股関節が変形し、股関節の痛みから歩くことや日常生活に支障がある場合に、その痛みを取り除き、再び普通の生活ができるように、治療の一つとして手術を行います。

股関節は大腿骨の上端の骨頭が、寛骨臼(臼蓋・骨盤のくぼみ)にはまり込むような形になっていて、正常な股関節では、骨頭のおよそ4/5が寛骨臼に包み込まれています。そのため、安定性が良く、周りの筋肉を使って前後、左右、あるいは回したりと、自在に動かすことができます。

【人工関節置換術】
人工関節置換術は、変形した関節を、金属とポリエチレン製ぶひんからできているインプラント(人工関節)を用いて
形成することで、痛みを和らげ、楽に歩けるようになることが期待できます。


【手術は何のため?】
痛みを取り除き、歩いたり、立ったり座ったり、再び日常生活が楽に遅れるように手術をします。当院では、後述するMIS(低侵襲手術)による早期回復に努めています。早期社会復帰が求められる現役世代から、入院に伴う体力や気力の衰えが心配な高齢の方々まで、幅広い世代を対象に治療しています。
MIS(低侵襲手術)による人工関節全置換術は平成21年より本格導入し、これまでに43歳から88まで、合計38例行っています。


行田総合病院:埼玉県行田市